ここでは、SSL-VPNについて詳しく説明して行きます。
SSL-VPNを学ぶ前に、まず「SSL」についてお話しします。
SSL(Secure Sockets Layer)は、Webサーバとのやりとりを暗号化してくれるもので、ショッピングサイトなどでクレジットカード番号を入力するページでおなじみでしょう。
SSLは「やりとりを盗聴されていないこと」「相手が偽物ではないこと」「やりとりを誰かが改ざんしていないこと」を証明してくれる、縁の下の力持ちとなります。
SSLという言葉を知らなくても、ツールバーの鍵のマークにはお世話になっている人も多いでしょう。
SSLはPC向けのブラウザだけではなく、携帯電話やゲーム機、PDAなどのブラウザでも実装されている、とても一般的なプロトコルです。
SSLの歴史は古く1995年に登場したNetscape Navigator 2や、1996年に登場したInternet Explorer 3で実装されています。
インターネットの時間軸で10年以上前から使われているということで、ネットワークとは切っても切れないものであることがお分かりいただけるでしょう。
次は、SSL-VPNの「VPN」に注目しましょう。
VPN(Virtual Private Network)とは従来専用線でないとセキュリティ的に問題があるような拠点間通信などを、一般的なインターネットを通じて通信ができるように、通信経路の暗号化を行うものです。
一般的にはIPsecが有名ですが、SSL-VPNでは名前のとおり、その暗号化の手法として、歴史も長い「SSL」を利用していることが特徴です。